1952-06-19 第13回国会 衆議院 地方行政委員会 第71号
窮余の策として、非常に困つております地方の公共団体が、財政的には非常に困つているが、しかし実際上の問題としては防火地帯に対してどうしても防火建築をしなければならない、その場合に何らかの形でやはり援助してやるということが、その防火地帶に対する建築の促進である。そういうようなことが都市の一つの形態の上から言えば考えられるのである。
窮余の策として、非常に困つております地方の公共団体が、財政的には非常に困つているが、しかし実際上の問題としては防火地帯に対してどうしても防火建築をしなければならない、その場合に何らかの形でやはり援助してやるということが、その防火地帶に対する建築の促進である。そういうようなことが都市の一つの形態の上から言えば考えられるのである。
地方々々の都市計画と合わせて、従来の防火地帶というものを防火帶として、いわゆる防火壁をつくるという実質を持たせて、最小限度に火災を防ぐ、こういう建前になりまするので、そういうものを十分考慮に入れて、建設省の方で地方庁とこの必要性を勘案をいたしまして、この予算の大体の配付をきめる、こういうことに相なるように建設省から承つておるわけであります。
○衆議院議員(鈴木仙八君) 目的にも掲げてございます通り広く耐火建築の促進をするのが本法の目的でありますが、国の施策として先ず急速に防火地帶を取上げたものでありまして、地方公共団体がこの趣旨に副つて財政等の許す限り助成促進することができるものとして設けたものであります。なおこれに関しましては国は何ら地方自治を侵すものではないと考えております。
○赤木正雄君 戦争中に、随分防火地帶を作るという意味で家を取壊しました。あのときには一体無論こういうふうな防火建築物はなかつたのですが、併し相当の幅があるならば火を防ぎ得るのだ、そういう意味で、多くの人が家を取壊されたのであります。そのときの道幅の観念は今のお話とはどういうふうになつておりますか。
それでこの地区は現在準防火地帶に入つておると思います。それで面積が大体四十坪でございますので、これは防火構造でよろしいのではないかと、そういうふうに考えております。
なお都市の住宅に関連いたしまして、防火建築地帶というものを造成するということを考えておりまして、火災を防ぐために都市の一定地域に防火地帶というものを作りまして、その防火地帶には不燃性の建物を建てさせて、その不燃性の建物を建てるために余計経費がかかる分につきまして、その一定割合を国が補助するということを考えております。そのための経費も二億円ほど計上することにいたしております。
二、市街地は三箇の防火地帶によつて区画する。三、農業用水を防火用にも使用可能にするとともに、市内二十二箇所に貯水槽をつくる。四、公共用地面積は從來五%であつたのを三〇%とする。五、都市計画地区内の区画路線を連続形としてここに幅員ニメートルの道路を設ける。六、上下水道の改修新設をはかる。